自転車

1年前の旅を振り返って 自転車旅行の日々。

お久しぶりです。
もう誰も覚えていないかと思います、
千葉から鹿児島までのおよそ1500キロをクロスバイクで走りきったちょんたです。

昨年はあれほど精力的に動いていた私ですが
今年の夏は甲子園を見たり家でまったりしたり
静かな夏を過ごしております。

昨年の今頃は近畿地方を越え中国地方の山登りや福岡辺りまで行っていたでしょうか。
あれ以来ほとんどクロスバイクに乗ることもなくなりました。
元々この旅のために買ったものだったので
お役御免といった感じです。
帰ってきたら破損も見られたので。

私が大学4年生になり就職活動を終えてきました。
就活では自転車旅行の話を幾度となくしました。
「なんでそんなことをやったの?」とか
「道中辛くなかった?」とか
色々聞かれました。
私の中で自転車旅行は自信になったので
自己アピールに使いました。
「私の持ち味は積極性です、自分のやりたいと思ったことはやります。インターンの時期と被りましたが、私にとっては学生生活の間にしかできないことを優先すべきだと考えました。」
このようなお話を何度もして、
その結果納得のいく企業に就職できました。

今後自転車に乗って旅に出る機会が
あるかと聞かれると
本当にわからないです笑
少なくとも学生時代は半年で終わり
その間にはもう乗らないと思います。
社会人になってからのことは
全く想像がつきません。

しかし昨年の夏のことを
私は一生忘れないでしょう。
何度も言っているかもしれませんが、
あれほど充実した夏は初めてでしたし
それ以上の夏が今後待っているということも
なかなか想像しがたいですね。
もし僕の自転車旅行の日々をインターネットを通して知り似たようなことに取り組んでくれる人が1人でも出てきたらそれは本当に嬉しいことですね。
その方がどんな旅をしたのか是非とも
聞いてみたいものです。

次に報告があるとしたら転勤で
関東から離れ自転車旅行で通った街に
住んだりするようなことがあるか、
難しいことではありますが
結婚などという人生の大きなイベント
くらいでしょうね。

最後に、
もしこのブログを読んだ人の中に学生の方が
いましたら時間を有効に使ってください。
時間は有限です、お金は社会人になってから
返すことはできても学生生活の時間は
どんなに取り返したくても返ってきません。
借金してでも、とまではいいませんが
もしやりたいことがあるのなら学生のうちにやることを
私はおすすめします。

そして社会人の方で私のブログを見て
何かを感じとってくれた方、
私の好きな歌にこんな歌詞があります。
「青春に期限なんてない。」
青春というのはこの場合やりたいことです、
やりたいことをやるのに遅いということは
ないだろうという意味合いの歌詞ですね。
HOME MADE 家族の少年ハートという歌なので
興味があれば聴いてみてください。

それでは失礼しました。
次の更新は未定です、コメントは随時受け付けております。

自転車旅行 データで見る旅行

旅行のさなか、密かにデータを付けてました。
というのもレシートと領収書をすべてメモして
この旅行で使った金額を把握してました。
自転車旅行自体は17日、観光含め24日です。

自分の中で気になったのが飲料、
どれだけ飲んでいくらかかったのか。
それが非常に気になりました。
人一倍汗を搔く体質なので
その分飲み物も多く必要になります。
果たして3週間ほどでどれだけ飲むのか
興味がありました。

集計結果

合計:85リットル
金額:12,750円
1日最高:8リットル

観光の日を除いてみると
75リットルくらい?
走っている日で平均すると4リットルくらい
飲んでいる計算です。

走っているキロ数にもよりますが、
今年の気候にも左右されます。
というのも今年は関西から東は例年通り暑く
関西・中国地方は例年よりやや寒い、
九州地方は冷夏だったようです。

それに合わせるようにドリンクの量も
関東では多く九州へ行くと4リットルほどで
目的地に着けるようになりました。

しかし13,000円弱、思っていたよりは
少なかった感じですね。
もっと高い額を予想してました。
ペットボトルをすぐ捨てずに持ち歩き、
途中2リットルのペットボトルを買い
入れ替えたりしたのも効果的だったかな。
もちろん衛生面を考えて洗ったものは2日、
洗えなかったものは丸1日で捨てています。


もう一つ書きたいのが食費、
これは細かく書く余裕がないので総額。
総額:77,000円、うち昼夜のみ:60,000円
昼夜のみにしたのは名産を食えるのは
大概昼夜だからです笑
逆に朝とお菓子で17000円も使ってる方が
驚きでした…軽食も含めてますけどね。

この平均を日数で割れば
他の方の旅行にも役立てることが
できると思います。
贅沢しなけりゃもっと安くもいけますが
旅行の楽しみには食もあると思うので。


取ったデータで面白いのはこれくらいかな?

他に質問があれば受け付けますが
私は野宿していませんので、
それに関わる費用は存じません。
漫画喫茶や個室ビデオ、ホテル代なら
お話しできます笑

今日はあと1個更新しちゃおうかな(*´ー`*)

自転車旅行 目標の達成度

千葉の地元に帰って残り少ない夏休みを
まったりと過ごしております。
今は非常に穏やかな気持ちですね~
一ヶ月前は汗を搔きながらがむしゃらに
自転車を漕いでたとは思えません。

今回の記事は自己満足の結晶みたいなもので
いつも書いてる自転車旅行のブログ以上に
つまらないものだと思います笑



私は出発前にいくつか目標を立てました。
ブログの初期に書いたこともあれば、
口でしか言わなかったようなこともあります。

それがどれだけ達成できたかを
自分なりに評価してみたいと思います。


知覧特攻平和会館の訪問:◎


IMG_20150828_142334

この旅行、最大の目標だった知覧には
旅行を終えた翌日に向かいました。
思った以上に都市部から遠く、
自転車をクロネコヤマトさんに発送をお願いし
もう既に手元にはないのでバスで向かいました。

中は撮影禁止となっていて
写真は外のものしかありません。

遺書や絶筆が数多くあり70年以上前のもので
読みにくいものなどもありました。
しかしほとんどすべてに共通するのは、
最後の文章は非常に前向きでした。

彼らの小さな勇気が私たちの今の日本を
守ってくれたと私は考えているので
彼らには感謝してもし足りません。
人生のうちに1度は訪れてほしい場所です。
皆さんも是非時間のある際には
訪ねてみてください。



食巡り:◎
あれ、こんなこと書いたっけ…
なんて思いました。ちゃっかりしてるなーと笑

色んな地域で色んなものを食べました。
一ヶ月かけた大きな贅沢です。
私の今後の人生を考えても
これほどたくさんの名産品を味わえた一ヶ月は
ないでしょうね。
どこの地域で何が美味しかったかっていうのは
色々紹介したいものですが、
レポートする力も写真もないので
スルーさせていただきます。
大阪のお好み焼き、福岡のラーメン、熊本の馬刺、
鹿児島のラーメン辺りは食べていただきたいなー。

北なら北海道の海鮮、仙台の牛タン辺りを
抑えていただきたい。

店なんかは事前にリサーチして
自分に合ったものをどうぞ。



国道1号-3号の整理:△
まずは作ってみただけで、
これは誰かの役に立ってこそ
始めて意味があるものと言えます。

それに毎日書かなかったので抜けの部分が
いくつかあるのは今後の教訓です。
主要な道は書いたはずなので
なんとか役に立ててください(;´Д`A

達成感:◎
国道3号終点に着いたときには
達成感はなく疲労感ばかりでしたが、
ホテルでやっと達成感を得ました。

これほどの達成感を得られる経験は
今後の私の人生に待っているのでしょうか?
やってみなきゃわかりませんね。

何かを得る:○
長い旅行の間で達成感以外の何かを
手に入れたいと欲張りながら走りました。
就活に役立つ何かが見つかれば
と考えていました。
この旅行が終わったときには、
それが少しだけ見えてきました。

就活するにあたって何を目指せばいいのか
何もわかっていませんでしたが、
どうやら先が見えてきました。

やはり1500キロ近くの道のりは
伊達ではありませんね笑



女の子とゲフンゲフン:◎
ゲフンゲフン

以上で終わりです(・∀・)
後日談ってのは気楽でいいや(´▽`)ノ

国道3号 熊本-宇土-八代-芦北-水俣-出水-阿久根-薩摩川内-鹿児島

また記事が消えてそろそろ私は
記事を書くのが億劫になりそうです…笑

それでも誰かのためになるなら
書き続けなければ………!!!

熊本-宇土
宇土までは悪路です。
というか水俣辺りまではほとんど悪路。
九州地方はほとんど悪路!!笑
もうこの程度では驚きやしませんよ。

宇土-八代
この辺の記憶が曖昧なので
誤情報をばらまくよりは沈黙が正しいかと
思いますのでほとんど語りませんorz
雨さえ降らなければ…
とりあえずこの辺からTHE・田舎に入るので
ちゃんと準備をしとくべきです。

八代-芦北
これか次の区間に
恐ろしく長く険しい坂があります。
上っていて鈴鹿の最後の坂を思い出しました。
2度と思い出したくないものを
よくも思い出させやがって…(ノД`)

それと

IMG_20150826_111800
思わず出た後に写真を撮ったトンネルです。
この佐敷トンネルの何が怖いって
中に街灯がないんです。
暗すぎてとてもじゃないが自転車では漕げません。
私は諦めて前後のライトを付け
片手で壁をつたいながら進みました。

およそ1.6キロの道なので歩きたくはないのですが、
安全を優先するのは至極当然です。
皆さんも危ないと思ったら
歩いてください。
あとライトの点検はちゃんとしてください。

芦北-水俣
水俣まで行けばやっと市街地です。
この辺でご飯と飲み物を補充することが
ベストだと思いますね~(・∀・)

水俣-出水(ここから鹿児島)
この区間はそれほど長くなかったし
八代から水俣までの坂に比べれば
屁でもないと思いますよ!!

出水-阿久根
最初の道がすごい真っ直ぐな道で
その上平坦なので飽き飽きしますが、
鹿児島まで100キロを切るので
なんとか耐えて走り抜きましょう。

阿久根-薩摩川内
阿久根は九州地方でも有数の好走路というか
走りやすい道です、走ってて快適です。
市の入り口と序盤はそれほどでもないのですが、
途中からこんなサプライズ?が

IMG_20150827_073254

海だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

八代入る手前にほんのすこし見るのとは違い
10キロ近く海を眺めながら走れます。
朝早い時間ならそれほど車の邪魔にもなりません。

IMG_20150827_074425

これは道の駅、あくね。
海を眺めながら走れるというのは
本当に気持ちいいのですが、
海が見える3,4キロ手前辺りから
コンビニなとがなくなり
この先も10キロ近くないので、
ピンチになったらこの道の駅で補充を。

そして海が見えなくなったら
今度は峠がお待ちかね。
俺を楽しませてくれるじゃねぇか…(死にそうな顔)


阿久根-薩摩川内
この峠のてっぺんに薩摩川内市の看板が
待ちかまえています。
といっても薩摩川内から鹿児島まで50キロあるので
まだまだ気はぬけません。
最初の峠は下りから始まって気持ちいいけど
また坂を上るのか…
って何度も思うことになるかと笑

薩摩川内-鹿児島
ちなみに鹿児島まで残り5-10キロに入るまで
ずっと峠や坂なんですよw
確か鹿児島市に入ってから下りオンリー
それでも薩摩川内からは35キロほどあるので…

市街地にくればあと少し、
1度左折して390キロ地点を拝んで

IMG_20150827_123516

見たかった景色がここにはあった。
左側を走っているとちょうど真向かいの
公園の手前にあるので
ちゃんと見つけてあげてください笑


ここまでで解説はおわりです。

恐らく1号の頃の解説に比べれば
かなりアバウトなことになってるかと…(-_-;)
だから皆さん書かなかったのでしょうね…
いや多分そうなんです多分。

長らくお付き合いいただきありがとうございました。
どの辺が参考になった!とか書いてくれると
追記や添削しようという気になるので是非!!

自転車旅行 総括

8/4の明け方に始まった自転車旅行は
8/27の12時半過ぎに終わりました。

楽しかった!!そしてありがとう!!

楽しかった。


この旅の中で辛い思いは何度もしました。
自分から始めたこの旅に後悔することも
何度かありました。
「この新幹線に乗れば半日もしないうちに目的地に行けるんだよなあ」とか
考えちゃいけないことが頭をよぎったり、
「ここにずっといたい」とか考えたりしました笑
幸いなことにホームシックにはかかりませんでしたが、家でゲームしたいとかは考えました。

でも、それらをどっかにやってしまうほど
この旅というのは楽しみが多かったんです。
自転車だからこそできたこともあったし、
自転車だからこそ会えた人もいた。
私がこの旅で得たものは計り知れません。



そしてありがとう。


道中色んな方に声をかけていただき
応援してもらうことがありました。
知り合いからTwitterやLINEで
応援してもらうこともありました。
ブログを見てコメントで応援をくれる人もいました。
最初は反対していた親族も
出発後は応援してくれました。
この旅の中で知り合った旅仲間が
各々のゴールにたどり着き励ましてくれました。
本当に色んな方に支えていただきました。
臭い言葉かもしれませんが、
「私一人では達成できなかった」と心から思います。
十数日の旅を思い出し
少し涙ぐんでしまいました…らしくねえなあ笑

この旅は色々と理由をつけて走りましたが、
本当に欲しかったのは達成感です。
私はこれまで継続をすることが苦手だったので、
なんとかしてなにかを継続してみたいと
考えていましたがこれのおかげで
少しは胸張って言えそうです笑

本当に皆さんのおかげです。
TwitterやFacebook、
ブログにもコメントくれた友人知人、
ブログから知ってくれた皆さん、
道中で車内や歩道から声をかけてくれた皆さん、
道中何度も泊めていただいたホテルの従業員さん、
点検を頼んだサイクルベースあさひの皆さん、
この旅に送り出してくれた両親と親戚、
ありがとうございました。

そして箱根でお互い疲労困憊の中で
二人で力を合わせて山を登り切ったたいすけ、
4日目にコンビニで休んでて
たまたま声かけてくれた
日本橋まで徒歩で行った猛者二人、
山口で上り坂を二人で争いながら上り
道の駅でお話ししたきよかさん、
この4人との交流は本当に大きかった。
みんな俺より先にゴールに着き、
ちょっと悔しい思いもしてたんだけど
『みんなの次は俺だ!!』って心の中で
ずっと励みにしていました。
みんなとはずいぶん遅いゴールになったけど、
ちゃんとゴールしたよ!!
4人とも本当にありがとう!!!!!!
旅の話を肴に飲みに行こうね笑

短い夏休みのなかでよくここまでできたもんだ。
就活で来年の3月から忙しくなることを1月に知り、
なんとか今のうちにできることをやろう
って考えたときに長い旅行に行こうと考えたのが
すべての始まりで、
自転車で行こうと思った理由は忘れました。
なんだったかなー笑
確か達成感が欲しかったから
自転車にしたはずです。
千葉から鹿児島まで自転車で行って
達成感ないはずがないですよ(・_・;)

そんなおぼろげなところから始めて
ここまでやってこれました。

もう出発した日が懐かしいくらいです、
23日も経ってれば当然か。
こんな非日常的な日々を送れるのは
恐らくこの夏休みくらいでしょう。
色んな意味でいい思い出ができました。



もしもう1回やりたいかと聞かれたとき、
私はこう答えるでしょう。
「勘弁してください」ってね。
同じ景色は飽きるので次やるなら
また違う道でやってみたいです。



実は目的地に着く20キロくらい前から、
NHNのプロフェッショナルの主題歌を
頭に流しながら
『あなたにとって、自転車とは?』
と聞かれたときの答えを考えてました。
道中ってのはけっこー考えることがなくて
色々思い浮かぶものです笑


そんな中で私が出した答えは
「自分で漕ぐ便利な乗り物」、
ただそれだけです。

問題はその「ただの乗り物」である自転車を
使用者がどう楽しむかだと思います。
だから長い距離漕いだら偉いとか
速いスピードで漕げるからすごいとか
そういうのは自己満足でいいんです。
他人にそれを強要する必要はないと思います。
これこそが私の自転車における価値観です。 

おっさん臭いかな?
そういうのもたまにはいいと思います。



それではこの辺でおわります。
もしかしたら明日、最後の目的地に
自転車で行くかもしれませんが、
可能性も低いので今日でほんとに終わり。

後日国道3号の解説と、
自転車旅行まとめと称し
この旅で得た教訓を書き記したいと思います。

つまり自転車旅行としては
このブログで終わりです。

今後はその2つさえ書き終われば
次の自転車旅行まで封印でしょう。
コメントには返事できるようにしておきます。

長い間読んでくれた読者様もいるかもしれません。
この辺でお別れです。゜(゜´Д`゜)゜。

少し読んでくれた方、
たまには見返してみるのもいいかもしれませんよ?
旅行記は見てて面白いかと笑

それではこれで終わります。



自転車旅行、最高の日々でした。
またどこかで会えたらいいですね。
ギャラリー
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